こんにちは!
リクガメ飼育歴4年のわたなべようこです☆彡
私はリクガメを飼う5年前までリクガメの存在を全然知りませんでした。
Contents
皆さんはリクガメのことを知っていますか?
「ペットを飼いたいな~」と考えていた時に
旦那さんに【リクガメ】のことを教えてもらいました。
そこからリクガメの可愛さにノックアウトされて
今ではリクガメどっぷりです。
↑私の飼っているリクガメの長寿です☆
リクガメとはどんなカメ?
日本で一般的に知られているのは池や川に生息している
よく見られるカメは淡水カメです。
リクガメは日本の自然界では生息していません。
リクガメの多くは熱帯・亜熱帯に分布しています。
リクガメの種類ってどのくらいあるの?
学術的な分類では
【爬虫類カメ目潜頸亜目(せんけいあもく)リクガメ上科リクガメ科】に属し
現在12属42種程度(専門家によって数が異なる)が確認されています。
- ギリシャリクガメ 地中海沿岸・ロシア西南部などに生息。
- ヘルマンリクガメ スペインからトルコにかけて生息。
- エロンガータリクガメ 東南アジアに生息。
- ヒョウモンガメ 東南アフリカから南アフリカ生息。
- インドホシガメ インド・スリランカ生息。
- ビルマホシガメ ミャンマー生息。
- アカアシガメ 中米から南米に生息。
- キアシガメ ブラジル・ベネズエラ・コロンビアなどに生息。
- パンケーキリクガメ アフリカ東部に生息。
- フチゾリリクガメ アルバニア東部・ギリシャなどに生息。
- アルダブラゾウガメ アルダブラ諸島・セーシェル諸島生息。
- ケヅメリクガメ アフリカ大陸中央部生息。
- ヨツユビリクガメ(ロシアリクガメ・ホルスフィールド) イラン・カザフスタン・中国の一部生息。
リクガメはワシントン条約で指定された保護動物です。
大切に飼うのは希少な生き物を守ることでもあります。
リクガメは何を食べるの?
自然下ではさまざまな種類の植物を食べています。
飼っているリクガメにも野菜や野草が中心に与えます。
主食は小松菜や大根の葉・サラダ菜・カブの葉などです。
カルシウムを多く含まれる野菜を選びます。
副食はカボチャやレタス・トマトなどです。
そして栄養補助剤としてカルシウム剤や爬虫類用のサプリメントを与えます。
↑慣れてくると手ずから食べてくれます☆
リクガメの体は?
リクガメは他のカメに比べて甲羅は大きく盛り上がっています。
甲羅は二重構造の頑丈なつくりになっています。
足は硬いうろこで覆われています。
甲羅は皮膚と骨の一部でできた「骨甲板(こっこうばん)」を土台に
皮膚の一部で出来た「角質甲板」がかぶさって強度を高めています。
甲羅は成長と共に大きくなります。
甲羅の幾何学的な模様はリクガメの大きな魅力の1つ。
この模様は周囲の環境に溶け込んで外敵から見えづらくする
カモフラージュの役割を果たします。
カメは肺が大きく甲羅内のほぼ半分の大きさを占めます。
冷たい空気を吸いこむとすぐに体温が下がってしまいます。
リクガメは歯がありません。
硬いくちばしで植物をかみ切ります。
目はまぶたの内側に瞬膜という薄い膜があります。
寝るときはまぶたを閉じます。
外耳がないため分かりづらいのですが、
丸井鼓膜が表面に露出しています。
尾の長さでオスとメスの見分けるポイントになっています。
オスの方が長いです!
リクガメの大きさや外見は種によって大きな違いがありますが
基本的なつくりは一緒です。
リクガメの五感は?
リクガメの五感は敏感です。とくに嗅覚が優れているようです。
嗅覚はとても優れています。食べ物の匂いを嗅ぎ分けたり匂いをたどって水場をさがしたりします。
色の識別が出来て動体視力も発達しています。目が左右についていますので視野も広いです。
個体によって好き嫌いがることからある程度発達していると考えられています。
甲羅のすぐ下に神経が通っています。触られるだけでも反応します。
低周波を聞き取れます。音もきちんと聞こえています。